演劇ユニット、TEAM　NACSの大泉洋（45）の主演映画「こんな夜更けにバナナかよ　愛しき実話」（前田哲監督、12月28日公開）の完成披露試写会が12日、都内で行われた。

車いす生活を送りながら、自由気ままに生ききった男性と仲間たちの実話を描いた。

登壇時にマイクの代わりに本物のバナナを手渡された大泉は「何でダメな小ボケを入れるのか！佐藤浩市さんが冷たい目で見ている。重鎮が怒っているよ」とツッコミを入れて盛り上げた。

タイトルにかけたトークでは、大泉が「撮影なのにゴルフかよ」。佐藤が撮影のない日にゴルフに興じたことを「ホント、何しに来たのか分からない。『ゴルフの日だけ晴れるんだ』と話していた」と笑いに取った。これには佐藤も「休日に何をやってもいいだろうっ」。

大泉は、ほかにも「ランニングなのに止まるのかよ」を披露。太ってはいけない役柄の設定だったので、撮影期間中はランニングをしていたという。「最初は三浦春馬君と走っていた。そのうち、高畑充希ちゃんも参加したけど、10メートルを走ると止まるんです。まるでランニングにならない」とぼやき。最終的には10キロのランニングをこなしたが、苦笑いの高畑は「（私は）できませんでした」とつぶやいた。

他には、渡辺真起子、竜雷太、綾戸智恵、原田美枝子、前田監督も登壇した。