プロゴルファー東尾理子(42)が17日、都内で、「世界子どもの日」親子ワークショップに出席した。

11月20日は、国連が定めた「世界子ども日」。世界の子どもを支援する特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、困難な状況にある子どもたちのために募金箱を作る親子ワークショップを開催。同会で東尾は、「グローバル教育サポーター」に任命された。

東尾は今年4月、第3子となる女児を出産した。「3人目の子どもの親になりましたが、生むまでは子どものかわいさが分からなかったんです。でも、生んでみたら、なんとかわいいことかと。自分の子どもだけじゃなくて、子ども全員がかわいいなとなりました」と話した。子育てについても、「親だけでなく、町や社会のみんなが守って育てるものだと感じるようになった」という。近所のおばさんのように隣に目を向ける感覚で、世界に目を向けるようになった。

昨年は長男の理汰郎くんと募金箱を作った。「世界に目を向ける親子の会話のきっかけになりました」と話した。「世界には食べ物も満足に食べられない子がいるという話をいきなり話しても、子どもには現実味がないです。だから、募金箱はいいきっかけになりました」とほほ笑んだ。

「日本で当たり前のことが、世界では当たり前ではない。知ることで思いが寄せられるので、まず知ってもらうことが必要です」と訴え、「1人が笑うと隣の人も笑うんです。それを世界に広げられるサポートをしていきたいです」と語った。