演歌歌手田川寿美(42)が17日、東京・台東区の浅草公会堂でバースデーコンサートを行った。

歌唱だけでなく、節目となるイベントの構成も手がけた。「テレビの放送が始まったのが65年前。それと歌謡史を重ねたかった」と説明して、「悲しい酒」(美空ひばり)「ラストダンスは私に」(越路吹雪)などの名曲をカバー。ギターの弾き語りも行い、デビューから27年の集大成となる盛りだくさんのステージを約1000人に披露した。

今月22日で43歳。「年齢のことは言わんといて」とジョークを飛ばしながら、「浮き沈みの激しい芸能界で長い間、歌ってくることができた。ファンの人に感謝感謝です」。誕生日の当日は「仕事をしています。寂しいね~」と豪快に笑った。

1人息子が9月で6歳になった。「最近は私が歌手だと分かってきた。叱ると『ママの大切な着物を捨てちゃうよ』と言ったり、『僕が大きくなったら口紅を買ってあげるよ』と言ったり。かわいいです」と目を細めた。

今年は4月発売の勝負曲「春よ来い」にかけてきたが、02年以来となる、NHK紅白歌合戦には届かなかった。「来年には復帰できるといいですね」と気持ちを新たにした。「人生はいつも良いことばかりじゃないけど、常に心に『春』を持っていたい。これからも、聞く人の心に寄りそうような曲を歌っていきたい」と“誕生日の誓い”も立てた。