女性お笑いコンビ、ガンバレルーヤまひる(25)が19日、都内の「@cosme Beauty Day 2018」の発表会見に出席した。コンビで出席の予定だったが、相方のよしこ(28)が下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)と診断されて休養中のため1人での出席となった。「@cosme-」は来月3日から24時間開催される化粧品のネット通販を広めるためのお祭り。

NMB48吉田朱里(22)にメークをしてもらって、かわいく変身したまひるは「普段は、よっちゃん(よしこ)が、こういう体験系を引き受けている。よっちゃんはイタコさんみたいに女優さんが乗り移ってきれいになれるけど、今日は私が代わりにやってみました。男の人が、いやらしい目で見てるので、きれいに変身できたと思います」とボケつつ、相方を思いやった。

いつもはファンデーションに“しもやけ”チークを入れるだけのまひるだが、この日はチークにラメを入れた。芸能界一のガンバレルーヤのファンを自任する若槻千夏(34)から「キラキラしてる。デートにもってこい」とほめられると、まひるは「これ本当に私ですか? 石原さとみかと思いました。うれしいです」と笑顔。そして「よっちゃんと一緒にグラビアアイドルとか、雑誌の表紙を飾りたい。かわいいはメークで作れる。みんなも私を目指して頑張ってください」とと話した。

よしこの病状については「心配をかけてごめんなさい。でも、命に関わる病気じゃないので、手術してお医者さんと相談して、元気に年内に復活してくれると思います。同じの病気の人や、過去に同じ病気だった人からメッセージをもらって『大丈夫かな』って言ってたけど、勇気をもらったみたいです」。仕事を休むことを「申し訳ない」と心配するよしこに、まひるは「手術は全身麻酔だから痛みは感じなから大丈夫だよ」と励ましたという。

よしこは人間ドックでホルモン産生の良性の腫瘍が見つかり、医師と相談した結果、腫瘍を取り除く手術を受ける。体調に問題はないものの、今後、悪性になるリスクを解消するためにも、早期の手術を決断した。当面の仕事、および、復帰時期に関しては、手術後の経過をみて、医師の判断に従い、関係各位と相談の上で調整する。

休養前のよしこは「このたびは、ご迷惑おかけして申し訳ございません。完治させてまた頑張りますので、これからもガンバレルーヤをよろしくお願い致します!」と所属事務所を通じてコメントしていた。

◆下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ) ホルモンをつかさどる下垂体にできる腫瘍。下垂体は頭蓋骨の中で脳の下にぶら下がるように存在する小さな内分泌器官。基本的に良性で転移はないが、ごくまれに悪性もある。症状は視野障害や視力障害、またホルモンの過剰分泌や分泌低下による顎、鼻、唇などの肥大化、体重の減少や高血圧など。不妊の原因にもなりうる。