お笑いコンビ、和牛が21日、大阪駅前第4ビル特設会場で「年末ジャンボ宝くじ」の発売記念イベントに登場し、悲願の「1等賞獲得」を公言した。

和牛は、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系、12月2日午後6時34分)の決勝へ進出。16年から連続2位で、今年こそ-の期待がかかるが、この日は、ボケの水田信二(38)は「漫才でよく2等(賞)を取っている和牛です」と自虐的なあいさつで会場を沸かせた。

続けて水田は、漫才と宝くじをかけ「僕たちも漫才する時に、ウケるかウケないか分からないまま、まるで宝くじのような気持ちでやっております」と語ると、相方の川西賢志郎(34)は「ある程度は分かるやろ」と鋭いツッコミ。抜群の呼吸でトークを進めた。

平成最後の年末ジャンボ発売にちなみ「平成最後にやり残したこと」へ、トークのテーマは移行し、川西は「まるでエチゼンクラゲのよう」だという乳首のムダ毛処理をフリップで回答。すると、水田は「M-1優勝」と力強く書き込み、披露した。

「これしかないでしょうよ!」と気合十分の水田だったが、すかさず川西は「重いねん。あんまり本番前にちゃかすな」。こうつっこみ、舞台さながらの掛け合いも展開した。

イベントには、吉本新喜劇座長のすっちー(46)ら新喜劇メンバーも登場し、大阪・なんばグランド花月で行われる特別公演「年末ジャンボ宝くじオリジナルよしもと新喜劇」(11月27日~12月3日)をPR。期間中は、本公演の来場者の中から毎日1人に抽選で「年末ジャンボ宝くじ」100枚がプレゼントされる。

この日は前後賞合わせて10億円の「年末ジャンボ宝くじ」や「年末ジャンボミニ」、「年末ジャンボプチ1000万」の発売が開始され、売り場には朝から長蛇の列ができていた。