演歌歌手原田悠里(63)が25日、東京・浅草「ヨーロー堂」で、カラオケコンテスト決勝大会に出席した。

審査発表前にミニライブを行い、新曲で課題曲でもある「恋女房」をはじめ「木曽路の女」「津軽の花」など全6曲を熱唱した。

「皆さんが『恋女房』を勉強してのぞんでくださったことに、心から感謝申し上げます。私はカラオケ大会には自信がなくて、1度も出たことがないので、皆さんの度胸のよさには絶対負けているなと思いながら聞かせていただきました」。同曲は、もともと師匠の北島三郎が歌っていた曲だ。「私がほれ込んで歌わせていただいた歌ですので、これからも大事に歌っていきたいなという思いを強くした一時でした」と話していた。

カラオケ大会には全国から272人の応募があった。この日、厳選なる審査を通過した18人が出場し、福井久富さん(三重県)が優勝を勝ち取った。福井さんは「この歌は、10年以上前に北島三郎さんがアルバムで歌っているのを聞いて、いい曲だなと思っていました。今回、それを原田悠里さんがご自身の新曲として発売され、カラオケ大会を開くことを聞いて応募させていただきました。実は最初からあまり自信がなかったので、優勝できるなんて思ってもいませんでしたので、もううれしいの一言です」と感激した。

また、準優勝は徳永秀也さん(千葉県)特別賞は志村晴美さん(東京都)山本のりこさん(三重県)がそれぞれ受賞した。