女優中谷美紀(42)が、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のドイツ人ビオラ奏者、ティロ・フェヒナー氏(50)との結婚を27日、所属事務所を通じて正式に発表した。

中谷は達筆な毛筆で、結婚を文書で報告。「一昨年に数々の偶然が重なりました。出会った私達は芸術を愛し、自然を親しみ、旅を楽しむ心を分かち合うことで、きずなを育てて参りました」と交際の経緯などを説明。「オーストリアを拠点にヴィオラを奏でる彼と、演じる者として日本を主戦場とする私は、互いの文化に経緯を払いつつ、ともに齢を重ねて参りたいと存じますので、温かく見守っていただけましたら幸いです」とし、オーストリアを生活の拠点としながら、仕事を続けていくとつづっている。

所属事務所によると、挙式・披露宴は行わない。中谷は妊娠していない。結婚の具体的な日時は非公表としている。

2人の交際期間は約2年。16年10月、小澤征爾氏らが指揮を務めたウィーン・フィルの来日公演に、フェヒナー氏も出演。クラシック好きの中谷が知人を介して、フェヒナー氏と知り合ったという。中谷は英語が堪能で、意思疎通も問題なく、意気投合。すぐに交際に発展した。16年11月に交際が発覚した際、所属事務所も交際を認めていた。