女優の秋吉久美子(64)が、大学の講義で質問や意見を言わない学生たちに対する疑問をつづった。

秋吉は27日、文教大学メディア表現学科に特別講師として招かれ、「映画、その官能的カタルシス~秋吉久美子・女優であること、演ずること~」のテーマで講義を行った。その日のブログでは、「90分喋りづめ、喉が枯れた、、」と振り返り、「一日三枠持つ教授って、肉体的に凄いなぁ、と、改めて感心する。資料の用意構成、採点、その後の責任まで入れたら大変な労力だ。知の労力の結晶が、授業なのだ。親からお金を出して貰って大学に行っている諸君!よく身に刻んでくれ!と言いたくなる」(原文まま)とつづった。

しかしその講義に手応えがなかったのか、28日のブログでは「学生はなぜ、自分から疑問や、反対意見や、自分の知識の確認など、ガンガン、飛ばしてきて、授業に参加しないのだろう」と、消極的な学生たちに疑問を呈し、「風潮?なのか?日本人の習性なのか、それとも、わたしの講義が下手なのか??」と思いをめぐらせた。