関ジャニ∞の大倉忠義(33)と横山裕(37)が演出、構成を務める関西ジャニーズJr.の年末恒例コンサート「X,mas Party!! 2018」(12月25日まで)が30日、大阪松竹座で開幕した。

同劇場では今年で17年連続の開催となる同グループのクリスマス公演。26日間35公演で約35000人を動員する。新ユニット「なにわ男子」の松竹座初登場や作詞を大倉、作曲を同メンバー安田章大が手がけた新曲「Can,t stop」が披露され、歌や笑いに総勢49人のJr.メンバーが舞台を盛り上げた。

初日開演前には通し稽古が行われ、出演メンバーと稽古を見守った大倉、横山が取材に応じた。

秋公演に続いて短期間で再びプロデュースを務めた2人。大阪と東京を何度も行き来したという横山は「(演出などを)考えるのがまー大変」と言いながら「(後輩が)ほんとに頑張っているので応えないと」。ほぼ大阪に滞在していたという大倉は、安田のもとへ新曲の作曲を直談判しに行ったことや自身の作詞を「2、3日で」行ったことなどを話した。横山から、関ジャニの楽屋で安田といつもJr.メンバーの写真を見ていて「誰か好きな子おるんちゃうか?」と疑われた大倉は「考えることがいっぱいあるねん」と苦笑いしていた。

自身らもJr.時代に経験している同劇場を懐かしみ、横山はたまたま稽古を見に来ていたという同メンバー村上信五が大絶賛していたと話し「オレらの時と全然ちゃうな」と、当時から進化した衣装やセットに驚いて帰って行ったと明かしていた。

「なにわ男子」のメンバーでもある西畑大吾(21)は先輩のプロデュースに「身が引き締まる思い」と感謝し「(秋公演に続く)勢いのままに今年を駆け抜けたい」と意気込んだ。