元乃木坂46生駒里奈(22)が1日、都内で、「WOMAN EXPO TOKYO 2018 Winter」に出席した。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を運営する前田裕二社長(31)と「変化の時代を生き抜く力」をテーマに、約1時間のトークを繰り広げた。

今年5月、乃木坂46を卒業した。環境の変化は「乃木坂の活動がなくなっただけです」とほほ笑み、「さっぱりした性格なので、決めたことはやるタイプなんです。悩んでも仕方がないので。いろんな現場を経験することで、その場その場で成長していると思います」と話した。

乃木坂時代からキャピキャピ感がないことにふれられ、「もともと根暗な性格もありますが、キャピキャピするよりも、見ている人に何かプラスになるような人になりたいんです」と話した。そのための立ち居振る舞いを聞かれると「私、ダサいんですよね~」と笑い、「基本ガニ股で、この前の舞台でも共演した先輩から、『走り方がおっさんだね』と言われました。女の子に生まれたはずなのに、女の子らしく振る舞うのが難しいんです」と話した。

また、「『悩む』ということを余りにも過敏に考えすぎる世の中だと思う」と一刀両断した。乃木坂時代には悩んで母に電話したり、眠れない日もあった。だが、「ある日落ち込むことも必要だと思った。そうじゃないと、てんぐになるから(笑い) そこに気付けてからは、悩んでる時間は成功につながる時間だと思えるようになれた」と、乃木坂46をけん引したものらしく力説した。

“思えばかなう”を座右の銘に挙げ、「大きな夢をかなえるには苦しむしかない。みんな簡単にかなえているわけではなく、努力や苦しみを乗り越えた上でかなえているので、私はまだまだ年齢的にも足りていない。そのためには甘いことも言ってられないというのがスタンスなんです」と話した。

「周りから見たらやりたいことをやっている人なんでしょうけど、私自身やりたいことが何かが分かっていないんです」と告白し、「今は誰かの前で何かをするという行動が好きだから、この世界に居続けたいというザックリとした目標があるだけなんです」と話した。「『やりたいことが分からない』と悩んでいる方は、やりたいことを見つける努力をしているから大丈夫!」とメッセージを送った。