11月29日に心不全のため亡くなった女優赤木春恵さん(享年94)の告別式が4日、東京都杉並区の築地本願寺和田堀廟所で営まれた。赤木さんの代表作、TBS系「3年B組金八先生」のテーマ曲、海援隊の「贈る言葉」が流れ中、出棺した。

赤木さんのひつぎは、角野卓造、川崎麻世、太川陽介、植草克秀らが運び、出棺の時には、「日本一!」の声も上がった。

赤木さんの長女泉さんの夫で、喪主の野杁和俊さんは、喪主あいさつで、赤木さんが色紙に「愛ありて今日を生きる」という言葉を書いていたことを紹介。「『野杁くん、ドラマも映画も何千人という人が関わってできるんだよ。皆さんに愛をもって接すれば、必ず、必ず返ってくる』と。これが教わった言葉、心です。この心を家族みんなが胸の中に大切にして、これから生きていきたいと思います」と感謝を述べた。

告別式には約500人が参列した。