陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮(45)が、スポーツ界で起きる暴力事件について怒りをにじませた。

スポーツ界に頻発する暴力問題をかねてから厳しく非難してきた武井。6日のツイッターで「スポーツ界の暴力はさ、不祥事とかじゃねえからな、人が人を殴るってのは暴行傷害事件なんだよ。。」と指摘し、「いい加減分かれよそんな事が先輩だからとか、指導者だからとか上司だからとかで許される事は無いってことをよ。。」と憤った。

5日には幕内力士の貴ノ岩(28=千賀ノ浦)が冬巡業中に付け人に暴力を振るったことが明らかになった。貴ノ岩は、忘れ物をした付け人が言い訳をしたことに腹を立て平手と拳で4、5回殴ったという。付け人は大きな外傷はないものの、ほおがはれており、病院で診察を受けた。貴ノ岩は昨年11月の秋巡業中、元横綱日馬富士から暴行された。日本相撲協会は10月に暴力決別宣言と暴力問題再発防止策を発表したばかりだった。