サンドウィッチマンの富沢たけし(44)が、「M-1グランプリ2018」の審査員について、「あの席にいることは相当な覚悟が必要です」とつづった。

富沢は7日、ブログを更新。M-1審査員を初めて務めるにあたり、「今年は審査員なので決勝は初見で全員のネタを見たくて情報を入れませんでした」という。決勝戦が行われた当日は、広島での2回公演を終えてから会場へ駆けつけ、「約10分前、ギリギリで現場に着き、僕の精神状態がどうだったかは察してもらえるかと思います」とつづった。

「審査員席に座って景色を見た時には緊張で手が震えました」と振り返った富沢。昨今は審査員の採点に対する不満や疑問の声もあがるが、「あの席にいることは相当な覚悟が必要です。審査員も審査されますし、終わってからも数日間しばらく悩みますから」と審査する側の立場についてつづった。

審査員を引き受けたことについて、「元々広島でのライブも入っていてスケジュール的にもきびしかったし、自分なんかが人を評価したり、人の人生を変える審査員をやるなんてまだまだ早いと思っています。それでも『ジェット機手配します』とまで言われ、M-1で人生が変わった身としては恩返しじゃないけど引き受けました」と理由を説明。「ひとまず終わってホッとしています」と胸をなでおろし、最後は「霜降り明星のお二人、優勝おめでとう!!」と祝福の言葉で結んだ。