2日放送の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」で審査員を務め、終演後にとろサーモン久保田かずのぶ(39)スーパーマラドーナ武智正剛(40)から、SNSの動画配信で批判されたタレント上沼恵美子(63)が9日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(関西ローカル)に出演した。

騒動後、初のテレビ出演で、自身への暴言騒動について初めて語った。収録は8日、大阪市内の同局で行われた。

番組冒頭で騒動について上沼は「ちょっと一言、よろしいでしょうか」と断りを入れ、騒動について話し出した。

「私、ネットとかまったく知らなくて、疎くて。アナログ女で申し訳ないんですけど。先週、M-1グランプリをやりました。なんか炎上してすごいことになっているらしいんですよ」と状況を説明した。

核心部分について「少しだけ言わせていただくと、私はえこひいきはしませんし、審査を何度もやらせていただき、本当に真剣に審査をさせていただいている。間違いなく、私の審査の意見です」と公平性を強調した。

さらに暴言の2人について「まったく何とも思っていません。暴言だなんだなんてぜんぜん結構です」と笑顔で話した。

最後は少し間を置いて「悪いですけど、(2人に)興味がないです」と両手を合わせるポーズを見せ、笑いを誘った。

2日のM-1にゲスト出演した久保田が打ち上げで、「そろそろもうやめてください」「お前だよ。分かんだろ、右側のな!」などと、審査員席の一番右に座っていた上沼を批判するような発言。これを武智がインスタライブで配信し、武智も「右のオバハンにはみんなうんざりですよ」と発言していた。2人は4日にSNSで謝罪した。