マルチアーティストとして活躍の場を広げる、アカペラグループのclearance(クリアランス)が10日、大阪学院大で特別講師として関わってきたラジオCMの収録を完了し、授業の様子をお披露目した。

同グループは大院大時代のアカペラサークルを中心に結成された男女5人組。母校から依頼を受けたリーダーで、ボーカル担当の国代哲は「留学生と日本の学生がラジオCM制作を通じていろいろなことを感じ、学んでもらえれば…」と、画期的な試みに全面協力。秋からスタートした全8回の授業がこの日終了した。

大学内のスタジオを使っての制作で、アメリカ人留学生自らが日本語で音声を吹き込む。ドラマ等の俳優経験もあるパーカッション担当の鶴圭太が実技指導し、プロの立場から丁寧に指導して完成した。

活動の幅を広げるクリアランスは12月19日に岡山・ルネスホールでクリスマスライブを開催。23日にはストーリー・バイ・ミュージックと題して物語と音楽のコラボも行う。アカペラに興味ある人は必見だ。