覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われたNHKの子供向け番組で「歌のお兄さん」を務めた自称音楽講師、沢田憲一被告(49)の判決公判が10日、東京地裁(福嶋一訓裁判官)で開かれ、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。

判決によると、今年9月、都内で覚醒剤を使用した。先月行われた初公判では「約2年前から覚醒剤を使った。作曲などの仕事でストレスがたまっていた。使うことで寝る時間が減って仕事ができた」と述べていた。