木村佳乃(42)が主演するフジ系の連続ドラマ「後妻業」(来年1月22日スタート、火曜午後9時)の新たな出演者が決まった。後妻業の最初のターゲットとなる男性を泉谷しげる(70)が演じる。

他にも長谷川朝晴(46)、篠田麻里子(32)、葉山奨之(22)、平山祐介(48)、田中道子(29)、河本準一(43)、濱田マリ(49)、とよた真帆(51)の出演も決まった。

ドラマは、「疫病神シリーズ」などで知られる黒川博行氏の小説「後妻業」が原作。資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺をする。木村が男をたぶらかす武内小夜子を演じる。ドラマは大阪が舞台となる。大竹しのぶ主演で「後妻業の女」として映画化された話題作が、連続ドラマになった。

泉谷は「映画では自分も出演していたんだが…。ちょっとしか出ていなかったもんで、いつかはちゃんとやりたいなとどこかで思っていたんだ」と話し、「テレビドラマ化で出演の話が来た時に、もしかして津川(雅彦)さんが映画でやっていた役かと思った。自分に話が来たのは何かの縁だろう。難しい関西弁に挑戦しまっせ~。途中で、標準語になったらごめんな。ということで、原作の黒川さんに文句言わせないようにするので、黒川さんも文句言わないようにヨロシク!(笑い)」と意気込んだ。

建設設計事務所の共同経営者役の長谷川は「ここ数年、相手に合わせたり、『あなたのしたいようにすれば良い』などと決定権を人に委ねるのは一見やさしそうで心の広い人間のようだが、やはり本当のやさしさではないなと改めて感じていたら、そんな役が来ました。願ったりかなったりです」とコメントした。