女優若村麻由美(51)が14日、静岡県庁を訪れ、川勝平太知事から「ふじのくに観光大使」の委嘱状を渡された。

東京都出身だが、昨年11月に県立美術館ロダン館(静岡市)で行われたロダン没後100年記念公演「ワルツ~カミーユ・クローデルに捧ぐ~」に出演。富士山の清掃活動をしていることも評価された。

「記念公演の映像と生の舞台を融合させたイベントが今後、全国で行われます。静岡のロダン館を知っていただき、訪れるきっかけになればうれしいです。富士山の清掃は、静岡県側に力を入れてやります」と意欲的だった。

静岡県は、国内外で活躍する芸能人らに県の魅力を発信してもらうため、「ふじのくに観光大使」を委嘱している。今回、若村と女優鈴木砂羽、俳優別所哲也が新たに加わり、現在は9人の大使がいる。他の6人は、タレント勝俣州和、歌手研ナオコ、女優工藤夕貴、落語家春風亭昇太、ももいろクローバーZの百田夏菜子、元競泳選手の岩崎恭子さん。