元宮崎県知事の東国原英夫氏(61)が、大相撲元貴乃花部屋の力士たちによる暴力事件が相次いだことを受け、同部屋を「ポンコツ部屋」とこき下ろした。

昨年、元横綱日馬富士関が元貴ノ岩関を暴行した事件が起きた際には、暴力根絶と角界改革を目指す元貴乃花親方の花田光司氏に期待していたという東国原氏。しかしその後、弟子の幕下貴公俊が付け人への暴行で書類送検され(起訴猶予処分)、謹慎。花田氏が日本相撲協会を引退し、所属力士たちは千賀ノ浦部屋に移ったが、その矢先に貴ノ岩が付け人に暴行し、引退した。

こうした状況を受け、東国原氏は15日更新のツイッターで、花田氏に対する失望感をつづり、「元貴乃花親方の教育・指導方法は正しかったのか、成果はどうか」と疑問を呈した。

さらに東国原氏は、フジテレビ系「バイキング」に出演した際にも、花田氏の指導方法に対する疑問を述べ、同氏の弟子たちについても、九州場所で初優勝した小結貴景勝以外は「全部ポンコツ」と酷評した。こうした発言に対し批判の声もあがったが、東国原氏は17日、ツイッターで「暴力事件が起きた部屋は基本、全体・連帯責任だと僕は思っています。いじめと同じで、暴力を見て見ぬふりをした連中もいじめの同罪と考えています」とした上で、「まぁ、だから本来なら貴景勝も含めポンコツ部屋と言うべきだったのかも知れません」とバッサリと切り捨てた。