グッチ裕三(66)が17日、東京・丸の内「COTTON CLUB」で芸能生活40周年記念クリスマスディナーショーを行い、10月発売の劇団スーパー・エキセントリック・シアター座長でタレントの三宅裕司(67)作詞のシングル「最後のプロポーズ」を含む19曲を披露した。

英ロックバンド、クイーンを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットで、95年から05年までNHKEテレで放送された子供番組「ハッチポッチステーション」でフレディ・マーキュリーをマネて歌っていた「犬のおまわりさん」の動画がユーチューブで270万回以上も再生されるなど、その評価が急上昇中。「作りこんで、本気でマネたけど、今(当時の映像を)見るとがっかり。まるでピンカラ兄弟だね。もう少しイケてると思ってたんだけど…」と言って、笑いを誘った。「でも、あの『犬のおまわりさん』は、半年以上かけて、どうしたら本物に似るのか照明の位置、光のあて方などこだわってこだわって作りました。今、脚光を浴びているのはそのかいあってかな」と振り返った。

また、10月発売のシングル「最後のプロポーズ」については「夫婦仲が危なそうなカップルに聴いてほしい。熟年離婚防止キャンペーンソングです」とアピール。

そして、芸能生活40周年を振り返り「『光陰、矢の如し』と言いますが、僕は歌手1本というわけではなく、モノマネ、子供番組、料理と、いろんなことをやってきたのであっという間でした。周りの方にたくさん支えられてきたし、女房のおかげかなとも思う」と語った。

このクリスマスディナーショーのために制作した11月21日発売の配信限定シングル「Snowflakes~聖なる夜に」も初披露された。