タレントのたむらけんじ(45)とNMB48の磯佳奈江(25)、村瀬紗英(21)、上西怜(17)が19日、大阪市内で「皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会」(19年1月1日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)の応援企画記者会見に出席した。

主催の日本サッカー協会(JFA)と吉本興業が初めてタッグを組み、皇后杯を盛り上げるさまざまな企画を実施。女子サッカーワールドカップ(W杯)イヤーの幕開けを告げ、第40回の節目を迎える皇后杯決勝(午後2時45分キックオフ)前には、小学生チームとよしもと芸人チームのエキシビションマッチを開催。決勝のハーフタイムには、当日に劇場デビュー9年目を迎えるNMB48がスペシャルショーを行う。

 よしもとタレント約6000人から、ギャロップ・林健や名門の星稜高校サッカー部出身のきみどり・土居宗将ら13人を選出したたむら監督は「負けられない戦い。ガッチガチでいきます」と宣言。当日は正月休暇のため、この日MCを務めたミサイルマン・西代洋(38)に監督代行を託したが「ただただ勝つんじゃ無くて、周りを楽しませながら。面白要素はちりばめときます」と芸人らしいゲームプランを語った。

「M-1グランプリ」の審査を巡った暴言騒動が話題となっている現在、報道陣からレフェリーへのクレームについて出場芸人への指示を問われたたむらは「『それはダメやで』と。言うてもええけど陰で言え」と苦笑いでアドバイス。あくまでもフェアプレーを意識させるとし「(クレームの動画)配信をするなって言っときます」と笑いを誘った。

大きなスタジアムでのショーに気合を見せたNMB48の3人。上西が「みんなで盛り上げていけるように」、村瀬が「新年1発目のパフォーマンスになるので、良い1年になれるように」と意気込む中、小学生の頃から7年間サッカーに打ち込み、全国大会出場経験もある磯は「違う形で、アイドルとして携われるのはほんとにうれしい」と皇后杯の大舞台に笑顔。ベスト8に残っているINAC神戸レオネッサのFW京川舞とは、小学生時代に同じチームでプレーをしていた。「私が歌って、(京川が)プレーできれば」と同じピッチに立つことを楽しみにしていた。

当日は決勝戦及び、エキシビションマッチ、ハーフタイムショーの観戦や観覧が全て無料となる。