87年に52歳で亡くなった昭和の大スター、石原裕次郎さんの思い出の品々を展示する「全国縦断『石原裕次郎の軌跡』展」が22日、名古屋三越栄店でオープニングを迎えた。今年8~9月の東京での開催に続き第2弾。

オープニングイベントには、舘ひろし(68)をはじめ、石原プロモーション所属の俳優が参加。舘は「太陽であり、大きな人でした。唯一無二の存在」と裕次郎さんの存在を振り返った。

今回から、裕次郎さんの愛用の時計や自宅で愛用していた椅子などが展示されている。舘が「裕次郎さんのにおいのするものを」とリクエストしたという。

来年4月には平成が終わる。昭和を生きた裕次郎さんについて舘は「昭和という時代は激動の時代。戦後の破壊された日本の中にすっくと立ち上がったのが石原裕次郎さんだったと思います。その時代を背負った俳優」と話した。

オープニングイベントでは舘、金児憲史、池田努、宮下裕治、神田穣、増本尚が鏡開きを行い、来場者を握手で出迎えた。1月21日まで開催。