元レスリングのアテネ、北京五輪銅メダリストでタレントの浜口京子（40）が26日、都内で東京ガスの新作テレビCM発表会に出席した。

このCMは、女優・深田恭子（36）が、キョウコおねえさんとして出演している「でんきdeラッキー」シリーズの第3弾。

第1、2弾に続き、深田は「電気代ウキウキ　恭子」篇でキョウコおねえさんとして出演するが、浜口はもう一人のキョウコおねえさんとして新たに起用され、ダブルキョウコおねえさんとなった。

CM中の深田と同じ衣装で登壇した浜口は、「深田恭子ちゃんと同じ衣装を着させていただいてうれしい。それに、とてもかわいらしいCMだったのであこがれていました。このような形で参加できてうれしいです」とあいさつ。CMには父のアニマル浜口氏（71）も出演。CM中で踊る“おトクダンス”について「踊りは難しかったですけど気合で踊りました。Wキョウコはかわいいぞ～」とアピール。

その後、いよいよ深田が登壇するかと思いきや、深田になりきったお笑いコンビ・ジャングルポケット斉藤慎二（36）が現れ「CMの撮影中に（アニマル浜口氏に）タックルされるんじゃないかと思って怖かった」と語り、笑いを誘った。

ニセ深田恭子を横目に浜口は「（深田は）あこがれの方でした。お会いしたのは、CMの写真撮影の時でしたが、気さくな方で、すぐに仲良くなれました。『共演できて楽しいね、うれしいね』と言ってました」と深田の印象を語り、アニマル氏も「恭子ちゃんは本当にかわいくて美しかった。あの瞳で見つめられると照れる」とデレデレだった。

発表会の最後には浜口ら3人で、CMで踊っているおトクダンスの「霜降り牛バージョン」を披露。浜口は「このおトクダンスを子供たちやみんなに踊ってもらえることを願っています」とアピールした後、アニマル氏の「気合だ！」10連発で発表会を締めくくった。

発表会後の報道陣の質問ではアニマル氏が暴走。「一生のお願いだ。東京（五輪）のマットに上がれ！諦めちゃダメだ。京子」と東京五輪への挑戦を娘の京子に懇願したかと思えば、斉藤に「君なら120キロ級のレスリング代表がある。一度、うちの道場に来い」とスカウト。

また、23日のレスリング全日本選手権で熱闘を繰り広げた伊調馨と川井梨紗子の二人についての質問が出ると「二人を（東京五輪の）特別枠で出してください」と訴え、最後に「お前も出ろ！」と京子にダメ押ししていた。

この日はほかに、レスリングつながりでアニマル浜口親子の応援団としてジャングルポケット太田博久（35）も登壇。