美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、芸能人のCM起用に関して「芸人はCMの素材です。素材を選ぶのはスポンサーの自由です」とあらためて自身の考えを述べた。

高須氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事中止を求める署名を呼び掛けたタレントのローラに対し、「僕なら(CMから)降ろす」とツイッターで発言したことで賛否を呼んでいる。ウーマンラッシュアワーの村本大輔(38)は、「権力が言論の自由を脅迫してるようにみえる」などと批判した。

高須氏は29日、村本の発言を受け、ツイッターで「企業イメージに合わない芸人をCMから降ろすのはスポンサーの権利です」と反論。「ウーマンくんはCMに使っても企業イメージが向上しないのてオファーが来ません。降ろされません」と皮肉を込め、「CMは企業のイメージ向上を目的として作成されます。芸人はCMの素材です。素材を選ぶのはスポンサーの自由です。僕のCMは時代に合わせて素材を採用したり降ろしたりします」と述べた。