1983年(昭58)以来、35年ぶりに出場したサザンオールスターズの桑田佳祐(62)は、1978年(昭53)のデビュー曲「勝手にシンドバッド」を歌唱中、先輩の松任谷由実(64)に密着し「胸騒ぎの腰つき」と歌いながら、生放送で腰を振るなど大暴れした。

サザンは特別枠として、紅組の石川さゆり、白組の嵐の歌唱後に登場。1990年(平2)リリースの「希望の轍」と「勝手にシンドバッド」の2曲を歌い、「勝手にシンドバッド」の歌唱時には、出演歌手が壇上に集結した。桑田はその中、曲のサビの「今 何時」の際、5年ぶりに紅白に出場の北島三郎(82)の前にひざまずき、マイクを差し「サブちゃ~ん」と声をかけた。

その後、ユーミンが隣に来ると「ララララララ、ユーミンさん」と歌いかけ、「ララララララ、桑田君」と返されると密着。「胸騒ぎの腰つき」と歌いながら、断続的に腰を振った。

その他にも、壇上で女性ダンサー2人に抱きついたり、大きな声でシャウトしたり、やりたい放題だった。ただ、得意のホースによる放水は、司会陣から「ホールではダメです」とくぎを刺され、さすがにやらなかった。

桑田は歌唱後「夢の中にいる(思い)。平成最後のお祭りでユーミンさん、サブちゃんとご一緒できるなんて」と吐露した。