双子お笑いコンビ「吉田たち」の兄ゆうへい(31)が、吉本新喜劇女優の井上安世(32)と元日に結婚したことを3日、大阪市内で発表し、夫婦そろって会見を開いた。

一卵性双生児の弟こうへい(31)との漫才で、関西を中心に人気を集めるゆうへいと、06年の吉本新喜劇「金の卵オーディション」で新喜劇入りを果たした井上。14年3月ごろにラジオ番組で共演したのをキッカケに連絡先を交換し、15年3月に交際に発展したという。

井上は、新喜劇の先輩に報告に行くと必ず「(双子の)どっちと!?」と、夫を巡ってパニックになると笑いを誘い、お世話になっているという木村祐一からは「これからは1人の女優であり、妻である。妻が女優をやっている感じでいきなさい」という言葉をもらったと話した。

ゆうへいは「明るくて料理が上手で、ツッコミが早いところ」と井上の好きなところを挙げ、「一緒にいたら楽しい。昨日は肩を揉んでくれました」と井上も幸せいっぱいで話した。

会見に同席した弟のこうへいは2人の交際を「全く気づかなかった」といい、井上は「こうへいには言わないといけないと思っていたが、なかなか伝えることが出来なかった」。

こうへいは「安世ちゃんは僕のことが好きや」と、勘違いしていたことを明かし「子供は双子が欲しいが漫才はさせない」という兄夫婦に対して「漫才をさせたい」と、早くも叔父の顔をのぞかせた。

新婚の2人は、新喜劇の先輩夫婦である内場勝則、未知やすえ夫妻や吉田裕、前田真希夫妻のように「お互いが長きに渡って仕事ができれば」と決意を新たにした。

婚姻届は大阪市内の区役所へ提出し、井上は妊娠していないという。挙式は今年9月を目標に進めると話した。