5人組男性歌謡グループ「純烈」の友井雄亮(38)が、11日、都内で、過去の複数の交際女性に対する暴力や金銭問題が10日発売の週刊文春に報じられた問題で会見を行った。

友井は大勢の報道陣を前に「傷つけた女性、ご家族に深くおわび申し上げます」と頭を下げて謝罪すると、「週刊誌に書かれているトラブルは事実です」と認めた。さらに、これまで純烈として頑張ってきたメンバー、家族ら支えてくれた人にも謝罪。「これまでに自分の生き方、考え方、甘かった自分が招いた」。また「償いながら生きていく」とした。グループの活動には「自分が脱退し、芸能界から身を引きます」と語った。

週刊文春の報道では、友井は14年ごろから、都内在住で芸能関係者のA子さん(30代)と同居。DV騒動をたびたび起こしていたという。16年には友井がDVと浮気を認めた上で、妊娠、流産に至ったことを謝罪し「今後一切、接触しない」などと書いた誓約書を作成したという。また、15年からは、A子さんと同時にB子さん(40代)とも交際。昨年までB子さんの2人の子どもと家族同様の生活を送っていたが、この間にB子さんの貯金3000万円を使い込んだとして、互いに弁護士を立てて協議。B子さんと交際中に、C子さん(30代既婚)との交際もあったという。

純烈は24日に開幕する東京・明治座「前川清座長公演」出演予定。その後も各地で営業の仕事が入っている。07年の結成から12年。中高年女性のアイドルとして、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に念願の初出場を果たすなど、ようやくブレークしたばかりだった。