5人組男性歌謡グループ「純烈」のコーラスと振り付けを担当する友井雄亮(38)が、交際女性に暴力を振るい、3000万円の使い込みをするなどのトラブルを起こしていたと今日10日発売の週刊文春が報じている問題で、友井が11日、都内で会見を開き脱退と引退を宣言した。

友井は07年の結成から12年で、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に念願の初出場を果たした裏で「11年間、デビュー当時からいろいろなこと、苦労もありながら目標に建てたのはうれしい反面、このことがどこかで表に出るのではと、冷や冷やしながら立っていました」と、不祥事がバレる可能性に不安を感じていたと吐露した。

週刊文春の報道では、友井は14年ごろから都内在住で芸能関係者のA子さん(30代)と同居。DV騒動をたびたび起こしていたという。16年には友井がDVと浮気を認めた上で、妊娠、流産に至ったことを謝罪し「今後一切、接触しない」などと書いた誓約書を作成したという。友井は報道について「全て事実でございます。手を上げてしまったことは間違いない。申し訳ないですけど、過去のことなので何回手を上げたかは分かりませんが上げたかは事実。自分が弱いから…ケンカ、口論の延長ですけど。元々、怒りっぽいけれど自分に抑える力がなかったと思います。誓約書も間違いありません」と認めた。

メンバーには、週刊文春の直撃取材を受け、9日に報告したという。友井は「週刊誌の取材が急に来られた次の日、ネットに出まして。直撃された時、事務所と相談し起きたことを伝えました。大阪で仕事がありましたので、まずいったん、仕事をすることに集中しまして、東京に帰り、他のメンバーには事務所で事細かにこういうことをしてしまい、皆さんに迷惑をおかけしますと報告しました」と説明した。