5人組男性歌謡グループ「純烈」の友井雄亮(38)が、11日、都内で、過去の複数の交際女性に対する暴力や金銭問題が10日発売の週刊文春に報じられた問題で謝罪会見を行った。

友井は大勢の報道陣を前に「週刊誌に書かれているトラブルは事実です」と認めた。さらに「償いながら生きていく」とした。グループの活動には「自分が脱退し、芸能界から身を引きます」と語った。今回の決断に「情けない行動をしてしまった。当たり前のこと」とした。報道を受け、リーダーに伝え、メンバーにも細かく1月9日に伝えたという。

紅白にも出場し、注目されたことで、今回の問題について「表に出ることを冷や冷やしていた」とした。女性に対する暴力を認め「自分が弱いから」とし「怒りっぽい性格。自分を抑える強さがなかった」説明した。「自分を抑える強い自分がいなかった。甘くてずるかった。自分が本当に弱かった」と涙ながらに語った。

週刊文春の報道では、友井は14年ごろから、都内在住で芸能関係者のA子さん(30代)と同居。DV騒動をたびたび起こしていたという。16年には友井がDVと浮気を認めた上で、妊娠、流産に至ったことを謝罪し「今後一切、接触しない」などと書いた誓約書を作成したという。また、15年からは、A子さんと同時にB子さん(40代)とも交際。昨年までB子さんの2人の子どもと家族同様の生活を送っていたが、この間にB子さんの貯金3000万円を使い込んだとして、互いに弁護士を立てて協議。B子さんと交際中に、C子さん(30代既婚)との交際もあったという。

友井は9日に公式ブログで「すでに解決にはなっております」と記したが、A子さん側からは問題が解決していないとの申し出がり、自身のブログを1度削除したと説明した。

また、B子さんの貯金3000万円を使い込んだことにも「事実です」とし、ギャンブルにつぎ込んだと認めた。B子さんには子供もいた。「B子さんと一緒になるのは違ったなと思ったので、お子さんには大変、申し訳ない」とした。B子さんに金は「いろんな方にお借りして返した」とした。