予備校講師でタレントの林修氏(53)が、ABCテレビ朝の名物情報番組「おはよう朝日です」(月~金曜午前6時45分、関西ローカル)で「食リポ」に挑戦した。林氏は21日放送分に出演する。

関西ローカル番組の出演もほとんど無く、関西でのロケは過去に1回だけという林氏。得意分野ではないと明かした「食リポ」で、「犯罪級」のおいしさを伝えるために、珍しく頭を悩ませた。

番組の月曜レギュラーであるグルメな山岸久朗弁護士(47)が「おいしすぎて罪な店」を紹介するコーナーにゲスト出演。山岸弁護士と同局の岩本計介アナウンサー(42)と大阪・堺市にある予約の取れない焼き肉店「生ホルモン処 おさむちゃん。」を訪問した。

同局系列の「ポツンと一軒家」に出演中の林氏は、道路沿いにポツンとたたずむカウンター7席のみの店構えに仰天しながら、珍しいイチゴのキムチや分厚いタンステーキ、焼きしゃぶにハラミと、その人気の秘密を堪能した。

おいしさに「異議なし!」を唱えた林氏だったが、ロケを終え「高い水準でずっとおいしいんで、『おいしい』のバリエーションをどうつけるかってだけでした」と、慣れない仕事を振り返り「難しいですね。『おいしい』を変化させるっていうのは。どれもレベルが高かったです」。いつもは冗舌な林先生も、おいしさを伝えるコメントに苦労したと話した。

ポツンとした店構えには「ありえないなと思いました」と、正直な感想で驚き「けど、味は想像以上でした」と大満足の様子だった。

同店は予約が約4カ月待ち。関東や遠方からミシュランで星を獲得しているシェフや料理人も来店する。

店名の由来にもなっている店主の内山修さん(58)の明るい人柄や肉へのこだわりには「細かい配慮をされてるご主人が素晴らしい。そうじゃないと、こういう風な人気店にはならない」と大絶賛。

「同業者に食べたいと思わせる。素人とは違った本質が分かる方々が評価するっていうのは、それだけレベルが高いってこと」と、味やサービスに納得の表情だった。