昨年12月にNGT48山口真帆(23)が新潟市内の自宅を男2人に押しかけられて暴行された事件で、NGT48を運営するAKSが14日、吉成夏子社長らの名義で公式ブログを更新し、事件へのメンバー関与問題について見解を示した。

AKSは10日、メンバーが容疑者に山口の帰宅時間を知らせる形で関与したことを認めていた。事件とその後の対応について、「山口真帆に関わる一連の騒動について、NGT48の応援をしていただいているファンの皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと、並びにメンバーに不安な思いをさせてしまったことを、改めてお詫び申し上げます」とあらためて謝罪した。

一方で、「NGT48メンバーの中で違法な行為をした者がいたのであれば、加害者たちと同じように送致されるはずですが、今回、メンバーは誰も送致されておりません。したがいまして、当社としては、メンバーの中に違法な行為をした者はいない、と考えています」とした。

AKSは事件を受け、全メンバーへの防犯ベルの支給、メンバーの自宅へのスタッフの巡回など、再発防止策を発表していた。今回はさらに「メンバーとして不適切な言動がなかったか、今回の件の真相究明のため、弁護士や有識者等の専門家による第三者委員会による調査を実施いたします」と追加の対策を発表した。