風間俊介(35)が、今年8月から上演の舞台「最貧前線」に出演することが14日、分かった。80~90年代の宮崎駿氏の連載「宮崎駿の雑想ノート」内の物語が原作。

太平洋戦争末期を舞台に、主演の内野聖陽(50)演じる船長が率いる漁船が、海上で見張りをする特設監視艇としてかり出される。乗り込んだ風間演じる艇長ら将兵たちが漁師たちと対立を繰り返すうちに、信頼が芽生えていく。

風間は「この舞台が始まるころには、新しい『時代』が始まっていると思います。新時代を生きる全ての人に、伝えたいことや、伝えていかなくてはいけないことを届けられるよう、全力で演じようと思います」と意気込んだ。茨城・水戸芸術館や東京・世田谷パブリックシアターなどで上演予定。