浅川梨奈(19)が11日、東京・青海のZeppダイバーシティで行われたライブで、SUPER☆GiRLSを卒業した。

この日のライブを取材しながら、13年12月にお披露目された際にも取材したことを思い出した。当時は担当ではなかったが、梨奈と書いて「なな」と読むのは珍しいと覚えていた。再び名前を目にしたのは、15年6月。「週刊プレイボーイ」で水着グラビアに初挑戦して以来、「1000年に一度の童顔巨乳」のキャッチコピーとともに話題となって、少年誌、青年誌のグラビアに引っ張りだこになった。

浅川を取材するときにいつも印象的なのは、明るさと謙虚さだ。写真集やカレンダー発売記念イベントなどでの囲み取材では、必ず始める前に「今日は本当にありがとうございます!」とあいさつして始めれば、自らの足元に置かれるレコーダーを丁寧に並べる。受け答えも実にハキハキしていて、「あ、こっちの発言の方がおもしろいですか?」などと、とにかく取材を盛り上げてくれるのだ。

卒業ライブ当日の取材は、卒業を迎えた心境などをメンバーがしみじみと答える展開だった。後輩へのアドバイスを求められると、浅川もまじめに答えつつ「ちょっとマジメすぎますね…。私はスタッフとぶつかりまくって、けんかもよくしていましたけど、マジメな子が多いので、1人くらい思ったことを言いまくる人がいてもいい」と勢いよくまくし立てると、「アイドル卒業後は、恋愛解禁ですが…」との質問には、待ってましたとばかりに「そうですよね? イエーイ!」とガッツポーズし、他の4人も「ヤバーい!」と追随し「とはいえ、モテるのとはほど遠い5人なので…。(これから熱愛などを)見つけてくださーい!」と笑顔をはじけさせ、完全に明るいムードに持っていった。

今後は、これまで通りグラビアも行いつつ、女優としての道を歩んでいく。「これまで女優として見られてこなかったと思うので、認めてもらえるように挑戦していきたいです」と決意もにじませたが、矢口真里、指原莉乃、岡井千聖のように、バラエティー番組で活躍する場面も多くなりそうだ。