高畑充希(27)主演のTBS系連続ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(金曜午後10時)の第1話が11日に放送され平均視聴率が12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。

同ドラマは、新人女性刑事と元すご腕の刑事だったおじさんたちが次々と難事件を解決する、作家・加藤実秋氏の警察小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズが原作。主人公の新人刑事・牧野ひより(高畑充希)が退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、ワケありの“おじさま”に振り回されながら事件を解決していく1話完結の刑事ドラマ。あくの強い“おじさま”は西島秀俊(47)小日向文世(64)野口五郎(62)角野卓造(70)近藤正臣(76)ら実力派が集結した。

高畑は撮影で彼らに囲まれ「おじキュン」しているといい、特別試写会では「おじさま方はギャップもあってすてき。『おじキュン』という言葉をはやらせたい」と話していた。第1話の内容は、柳町北署の新人刑事・牧野ひより(高畑充希)は念願かなって刑事課に配属され、やる気に満ちあふれていた。そんなある日、所轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされるという事件が発生。捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。ひよりは事件の手がかりを探るべく、「デスダンス事件」と呼ばれたその5年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)から話を聞くため、高級住宅街にある古びた洋館を訪れる。

この洋館は、元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスだったのだ。ひよりは夏目に話を聞きにきたのだが、当の夏目は口を割ろうとせず藤堂雅人(野口五郎)や迫田保(角野卓造)のペースで事が進んでいく。警察を退職した、いまや一般人のおじさんたちが捜査に介入しようとすることにひよりは慌てるが、「上には私が一声かけておきましょう」という伊達有嗣(近藤正臣)の謎の一言で話は進んでいってしまう…。