18年1月21日のライブでアイドルグループ、ももいろクローバーZを卒業し、芸能界を引退した有安杏果さん(23)が15日、自身のツイッターで「私、有安杏果は2019年、音楽活動や写真活動などを通して表現し伝えていく活動を始めます」と発表した。有安さんは、ちょうど1年前のこの日に芸能界引退を発表しており、1年ぶりの活動再開となる。

有安さんは「充実した1年を過ごしながら『これからの人生で何をしたいのか…』と自分の気持ちや心に何度も素直に問いかけてきました。表現する人として、明日の希望となるようなモノやココロをたくさんのみなさんに伝えたいと思いました」と活動再開に至った心境をつづった。その上で「自分の意思で判断し、自分を信じて自立した行動ができるようになりたいと思い、個人事務所で自分のペースで、表現活動をやっていきたいと思います」と個人事務所の設立も、併せて発表した。

有安さんは1年前の15日に芸能界引退を発表後、日刊スポーツ新聞社をはじめ都内の各スポーツ紙、メディアを回ってあいさつした。その中で0歳から始めた芸能活動歴が22年であることに触れ「22年間、芸能活動をしてきた。普通の女の子の生活を送りたい」と話していた。

有安さんは芸能活動引退後、ツイッターを開設し、近況を報告したり、撮影した写真などをアップし、ファンとの交流は続けていた。有安さんは「不安はもちろんありますが、みなさんの応援と私の小さな勇気が未来の大きな希望になると信じています。感謝と謙虚な気持ちを決して忘れずに、23年間の経験と誇りを胸に自分の歩幅で一歩ずつ全力で生きていきたいと思います」と今後の抱負をつづった。