お笑いコンビ千鳥の大悟(38)とノブ(39)が15日、都内で行われた映画「TAXI ダイヤモンド・ミッション」(18日公開 リュック・ベンソン監督)の公開直前イベントに登場した。

2人は強盗団役でアフレコも担当。ノブは「めちゃくちゃおもしろい映画です。ギャグもいっぱい入っていてリュック・ベンソン監督とお笑い談議をしたいくらい」と映画の魅力をアピール。大悟は、「わしらがやる強盗団が映画のキーを握ってますね~」とアピールするも、ノブから「何も握っとらん」とつっこまれ、さらに、「わしらのところはいいからしっかりストーリーを見てください」と言い直される始末。

この映画は1作目の「TAXI」が98年に上映されてから20年。2人にとっても思い出深い作品のようで、ノブが「大悟が岡山から大阪に出てきた18歳の時に自分が遊びに行って、レンタルビデオ屋で借りて2人で見たのがこの映画でした」とエピソードを披露。

大悟が「映画を見ながらいつかこの映画の吹き替えをやるって誓いました」とボケると、ノブが「あんた、吹き替えって? 出演したいならわかるけど」とつっこみ、場内の笑いを誘った。

イベントでは最高時速300キロを超えるタクシーが街を暴走する映画にちなみ、時速300キロを体感すべくVRマシンを使ってのドライブシミュレーション対決が行われた。

1回戦は千鳥の2人が対戦。慣れないVRマシンの操作にてこずったノブが周回の途中でコースアウトし、そのまま走行不能となりピットインするトラブルで大悟が圧勝。

続く決勝では美人プロドライバーの小山美姫(21)が登場し、大悟と対戦したが、今度はマシン操作を誤った大悟の車を小山がゴール直前で待っていた優しさがあだとなり、大悟が勝利した。

ノブは、「19年は、18年を超えるようにエンジンをブンブン飛ばして『TAXI』のように全開でいきたい」とさらなる飛躍を誓った。