内野聖陽(50)主演のNHK BSプレミアムのドラマ「スローな武士にしてくれ」(3月23日午後9時放送)の制作が始まった。ハイテク技術で時代劇制作の裏側を描く。

内野は「かつて、日本の時代劇映画は、見る者に熱狂と興奮を与える数少ないエンターテインメントだったといいます。そして、2019年の今、撮影技術はCGやVFXなどで比類ない進化を遂げていますが、僕たち作り手はそれを使い切れているのだろうか。肝心の作品の熱量は表現の力は、進化してきたのだろうかという、僕の疑問に強烈に訴えてきたのがこのシナリオでした。どんなに技術が進歩しても、それを操るスタッフ力や役者の熱を帯びた迫真の演技がなければ、その撮影技術の進歩はこけおどしでしかなくなってしまう。2019年の僕たちの魂をかけてみたいと出演を決めました」と話している。