米人気男性アイドルグループ、バックストリート・ボーイズ(BSB)が16日、千葉・成田空港に降りたち、5年ぶり13回目の来日をした。

23日に発売する9作目のオリジナルアルバム「DNA」のプロモーションのためで、集まった約100人の日本のファンと久々のスキンシップを楽しんだ。

国際線到着ロビーに5人の姿が見えると「キャーッ」と黄色い歓声が響き渡った。サインを求める人、スマートフォンで一緒に自撮り撮影を求める人、握手を求める人。その1人1人に対し、親日家で知られるBSBらしく、長い時間をかけて笑顔で応えた。

取材陣からカメラを向けられると、A.J.(41)は日本語で「コンニチハ」。ハウイー・D(45)は「アリガトウゴザイマス」。そして「BSB is back」と5人で何度も声をそろえた。

18日にはテレビ朝日系「ミュージックステーション」(午後8時放送)に生出演。19日は都内でイベントを行うなど、23日に日本を出発するまで約1週間の短い日本滞在を仕事とプライベートで満喫する予定だ。

93年に結成したBSBは、95年に「ゴーイン・オン」でデビュー。翌年には日本デビューをはたした。アイドルグループのさきがけで、これまでに世界中で1億4000万枚のセールスを誇る。日本では700万枚を売り上げ、6回のツアーで70万人以上を動員している。

来月に行われる第61回グラミー賞では17年ぶりにノミネート。昨年4月に結成25周年を迎えた現在も、さらに輝きを増し続けている。