12日に心不全で亡くなった女優市原悦子さん(享年82)の葬儀が18日、東京・青山葬儀所で行われた。

舞台やドラマで何度か共演した俳優ベンガル(67)は「いつかまた仕事ができることを楽しみにしていました。市原さんは鬼気迫る演技で、僕らも下手な演技はできないと、いつも緊張していました。大女優さんですから、いつも怖いなとびびっていました。でも、怒られることはなく、市原さんも、舞台では演出のダンナさん(塩見哲さん)の言うことを素直に聞いていて、すばらしかった。優しい声を出されていたけれど、奥には怖いものを感じていました」。

フリーアナウンサーの赤江珠緒(44)も市原さんの大ファンで、朗読会で共演したことがあるという。「小さいころからの本当に大ファンで、一緒にお仕事ができて幸せでした。すべて仕事、役に命を込めたすごい方、永遠に尊敬できる方です。朗読でご一緒した時に、いろいろ言ってくださったことは、私の宝物です」。