元メンバー友井雄亮(38)が交際問題で脱退し、4人になった男性歌謡グループ「純烈」が24日、東京・明治座の「前川清50周年記念 特別公演」の初日公演で、本格的な仕事復帰をはたした。

第1部の新作喜劇「どたばたショータイム!冷たくしないで」では、冒頭で前川清(70)が「私のファンだけじゃない。違うファンが多すぎる気がする」と会場を盛り上げた。

中盤でも「純烈もいろいろあったが、これから4人で何を目指すんだ」とセリフの形でメンバーを激励。共演の渡辺哲(68)も、純烈に「いろいろあるだろうが頑張るしかないよな」とエールを送り、これには小田井涼平(47)が「はい。頑張るしかないです」と応じた。

他にも渡辺が「元気ないな。何かあったのか?」と質問し、リーダー酒井一圭(43)が「はい、何かありました」と答えるシーンもあった。

純烈にとっては、逆境を笑いに変えるような演出で客席のファンも大喜び。純烈が登場するたびに大きな拍手が湧き起こり、“新生純烈”として再出発する4人を温かく見守っていた。