2020年末をもって活動休止を発表した嵐。その影響は、広告業界にも波及している。関係者の間では、グループでの出演費は約1億5000万円とされているが、活動休止を発表したことで高騰し、2億円となるとの見方もある。

10年から5人でCMに出演している日立アプライアンスは「契約に変更はございません」と引き続き嵐に広告塔の先頭に立つことを期待。14年からイメージキャラクターのスマホ向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントも「変更はありません」としている。10年からCM出演する日本航空は「20年までご一緒させていただければと考えております」と、各社とも、継続の意思を示している。14年から観光立国ナビゲーターとして起用する観光庁は「肩書は継続中」としながらも「今後は未定」としている。