女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の1月31日に放送された第101話の平均視聴率が21・4%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、萬平(長谷川博己)のラーメンのスープが出来上がる。次に麺作りのために、製麺所を訪れて学ぶ。萬平は小麦粉や卵をたくさん用意する。お湯をかけてすぐ食べられるよう、スープを麺に練り込むという、誰もやったことのない挑戦をする。

一方、福子(安藤サクラ)の姉の克子(松下奈緒)の夫で画家の忠彦(要潤)が再び美人画を描き始める。壇蜜がそのモデル役で登場した。克子は「今度のモデルも美人」と心配そうだった。