日本テレビ水卜麻美アナウンサー(31)が、11日午後7時から同系で放送の特番「今だから話します! 平成最後にアスリート初告白SP」内の再現ドラマで、メダル獲得に至るまでの壮絶な道のりを初告白した、06年トリノオリンピックでフィギュアスケート女子シングルス金メダリストの荒川静香(37)を演じることが5日、分かった。

水卜アナは、17年9月の「くりぃむしちゅーの掘れば掘るほどスゴイ人」内の再現ドラマで、バレーボール女子日本代表の中田久美監督の半生を演じ、セーラー服姿を披露したことが話題になった。今回は再現ドラマの撮影に向けて、収録の約1カ月前からフィギュアスケートの練習をスタート。スケートは昔、遊びで滑った程度の経験しかなかったため、肘や膝にプロテクターとヘルメットを着用しての完全防備で、まず氷上を歩くことから始めた。

レギュラー出演中の「スッキリ」(月~金曜午前8時)や、その他の仕事の合間を縫って、水卜アナはスケート場へ通い、先生から「センスがある」と褒められるほどに上達した。「今回、再現ドラマ撮影のためにフィギュアスケートの練習をさせていただきましたが、大人になってから一番面白いと思える経験でした。そのくらい本気でスケートに没頭できました」と特訓を振り返った。

1カ月に及んだ特訓では、荒川本人からマンツーマン指導も受け、イナバウアーの習得を目指した。そしてスケートリンクでの本番撮影にあたり、荒川がトリノオリンピックで着た青と水色の衣装と同じデザインの衣装を特注し、髪形もメークも荒川仕様にして撮影に臨んだ。水卜アナは「目の前で見せていただいた荒川さんのイナバウアーは本当にしなやかできれいでした。。荒川さんを演じるのはプレッシャーもありましたが、その分、気合も入りました」と笑みを浮かべた。

水卜アナは再現ドラマ以外にも、14年3月に同局「最高のおもてなし」の商社のOL役でドラマに初出演し、18年5月放送の「天才バカボン3~愛と青春のバカ田大学~」にも出演している。

「今だから話します! 平成最後にアスリート初告白SP」では、水卜アナが進行、明石家さんまがスペシャルMC、上田晋也と有働由美子アナウンサーがMCを務める。