松坂桃李(30)が「孤狼の血」で助演男優賞を受賞した。

芝居の稽古から駆け付けた松坂は「僕がデビューしたての時からインタビューとかしてくださっている、あるスポーツ紙記者の方がデビューして5年くらいした時、手紙をもらったことがあるんです。『主演もこなせるようになった姿を見ると、デビューしたての時に比べると、態度が少し違う』とか書いてあって。それを読んだ時に、背筋が“ピッ”として。その記者さんのおかげで、いろんな方の声を聞こうと思いました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつした。

また、壇上では司会の阿部サダヲから「どんな役者になりたい?」と質問を受けると松坂は「手広くやりたい」。続けて阿部が「お店?」と言うと、「冷やし中華、始めましたみたいな」と軽妙なやりとりを見せた。

また「孤狼の血」の白石和弥監督とは、続編の話題にもなり白石監督から「脚本も作ってて。いつになるかわからないけど。是非やりましょう」と呼び掛けられると快諾していた。