6日に放送された水谷豊(66)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season17」(水曜午後9時)14話の平均視聴率が14・7%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は第2話の17・9%。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が“相棒”と事件解決に挑む人気シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男が加わった。

第14話のゲストは宮川一朗太、東風万智子、佐藤みゆき。

ある夜、冠城亘の携帯電話に大学時代からの知人でコメンテーターの坂崎直哉(宮川)から「妻の絵美子が失踪した」と連絡が入る。

その日絵美子は在宅の予定だったが帰宅すると姿はなく、キッチンには食器が散乱していた。杉下右京と亘が駆けつけたところ、勝手口はピッキングされ、カーペットの下には血を拭き取った痕跡も見つかった。

坂崎によると、ストーカーらしき男から絵美子宛てに不気味なメールが届いていたという。ストーカー絡みの失踪事件として捜査が進められることになるが、右京は坂崎の爪が真っ赤に染まっていることに気付く。

絵美子は元々ニュース番組の人気キャスターで、無名の犯罪心理学者だった坂崎との結婚は、当時“逆玉の輿”“格差婚”と話題を呼んだ。坂崎が活躍の幅を広げると絵美子はテレビ出演を控え、夫を支える立場となった。そんな2人の姿は理想的と世間からとらえられていた。

しかし青木年男の調べにより、ストーカーからのメールは坂崎が偽装して送っていた疑惑が浮上する。さらに、絵美子は坂崎のDVを妹の小田麻衣(佐藤)に相談していたことも判明する。疑惑は一気に坂崎に集中するのだった。