6日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜午後10時)第5話の視聴率が11・5%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・7%、第2話も12・9%、第3話は11・4%、第4話は10・7%。

同作は16年放送「家売るオンナ」の続編。前作はシリーズ平均視聴率11・5%を記録した人気作。「私に売れない家はありません」と豪語する北川景子演じる三軒家万智が、客の個人的な問題に容赦なく関わり、型破りな手段で家を売りまくるが、その働き方、生き方に周りの人間も影響を受けて感化されていく。

三軒家と結婚した屋代大(仲村トオル)、テーコー不動産新宿営業所メンバーには足立聡(千葉雄大)、庭野聖司(工藤阿須加)、宅間剛太(本多力)らに加え、宅間と離婚した白洲美加(イモトアヤコ)、BARちちんぷいぷいのママ球城こころ(臼田あさみ)などおなじみのメンバーが出演。また、三軒家のライバル留守堂謙治役を松田翔太が演じる。

第5話では、前話で留守堂に敗北を喫した三軒家が突然有給休暇を取り、屋代にも書き置きを残して姿を消す。

その留守に庭野は、外見が残念な客、田部竜司(柄本時生)と美人婚約者の宮寺奈々(知英)の家探しを担当。田部は店のチラシに載った三軒家の絵を見て、小学校の同級生「マンチッチ」と言う。性格が陽気だったと聞いて、庭野と屋代は疑問を持つが、口癖が「GO」と聞いて、本人と確信する。

庭野は、留守堂の正体を探るため、屋代に提案し、足立を尾行。しかしすぐ発見される。屋代に問われた留守堂は、三軒家が小学校の同級生で、「愛情を抱いている」という衝撃の発言をする。

屋代と庭野は、留守堂の正体を知るために田部の家を訪れる。そこで見た卒業アルバムには、現在と違う、陽気でひょうきんな三軒家が写っていた。ただ、留守堂の手がかりは得られなかった。

翌日、田部と奈々の内件を案内していた庭野は、シャワーの誤作動で奈々をびしょぬれにしてしまう。化粧が落ちた奈々は、別人のように残念な容姿がバレて、田部は婚約破棄と言い出す。

そこに突然、三軒家が現れる。破局寸前の2人に三軒家は、自分が「マンチッチ」と認める。奈々の田部への愛情を聞いた三軒家は田部に、外観はツタだらけながら、内装は美しい家を提案。そこにはウエディングドレス姿の奈々がいて、田部は奈々へのギャップ萌えに目覚め、家を購入する。

一方、屋代は体調を崩し訪れた薬局で、留守堂が、別の名で呼ばれる場面に遭遇。その名は、田部がドジでブサイクなことから「ドジスケ」と呼んでいた小学校の同級生と同じ名前だった。屋代は留守堂をつけると、小学校の跡地で三軒家と会っていた。留守堂はそこで、自分の過去と、不動産屋になった理由を三軒家に明かし、「あなたを愛している」と告白する、という内容だった。