テレビ朝日小川彩佳アナウンサー(33)が一般男性と結婚することを8日、同局を通じて発表した。小川アナは結婚を機に、同局を退社し、今後はフリーアナとして活動するという。正式な退社日は調整中。

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小川彩佳アナは清らかで誠実、澄んだ大きな瞳が印象的だ。局内でも、まじめで明るく、さわやかで、とにかく真っすぐな人と評価する声が多い。

昨年9月で卒業した「報道ステーション」のサブキャスターには、東日本大震災のあった11年4月に就任。就任が発表されたのは、同3月11日だった。当時、小川アナは「テレビが果たす使命は大きくなっていると感じます。被災地にも休暇をとってでも行きたいと思います」と話し、強いジャーナリスト魂を感じさせた。

人と話すことが大好きで常々、インタビューがうまくなったら、いつか「徹子の部屋」ならぬ「彩佳の部屋」をやりたいとも話していた。

一方で、私生活では外見とのギャップも感じさせる意外な一面もある。数年前インタビューした際「大食いです。1日4食食べますし、24時間、おなかがすいています」と笑いをまじえて明かしたことがある。多忙でも食べる時間はいくらでもある、と話していた。青学大時代は友人3人と「食べ放題同好会」を作って月に1度は店に行き、メニューの上から下まで全部頼んだこともあったという。

父親は有名大学病院の教授で診療科部長。インタビューで理想の男性を聞くと「(天才外科医の)『ブラック・ジャック』のような真っすぐな目の人」と答えた。一見、クールで、実は優しくて純粋な小川アナ。理想の男性については「追い続ける」とし、「見つかったらすぐにでも結婚します」と話していたのが印象的だった。【中野由喜】