男性歌謡グループ「純烈」が9日、大阪・箕面温泉スパーガーデンで、4人体制で初となる“ホームグラウンド”のスーパー銭湯での単独公演を行った。昼、夜の部ともに約400人のファンが詰めかけた。昼、夜ともに入場制限がかかり、会場に入れないファンもいた。昼の部では「プロポーズ」など10曲を熱唱。曲の合間にはメンバー4人が現在の心境をファンに伝えた。

★後上翔太(32)

いろんな思いのある客席だと思う。僕らもみなさんの一挙手一投足をちゃんと受け止めなければいけないと思って、このステージに迎えた。4人でこれからもがんばっていきたいと思っています。

★白川裕二郎(42)

年始からいろいろあって、長かった。やっとこの場所に帰ってくることができた。やっぱりここはホッとしますね。なんか、お客さんの顔を見ると、ホッとする。においもホットするかな。臭いとかじゃないですよ(笑い)。ここから4人でスタート。変わらずに応援していただければと思います。

★小田井涼平(47)

紅白歌合戦に出た余韻にまったく浸る間もなく、この1カ月を乗り切るだけで頑張ってきたかな。ただ紅白に出たのは事実。5人で出たのも事実です。紅白の歴史の中には5人の純烈という歴史の1ページが残る。それは唯一、僕の中では救いなのかな。

5人の純烈を見たいというファンの声もあるが、僕たちはそんなファンの声をくみとっていきたい。純烈はこれから4人で歩んでいくんだけど、友井くんも自分の人生を歩いていく。その人生がバラ色になるように、彼がこの純烈にいたということを誇りに思えるように頑張りたい。

★酒井一圭(43)

1人1人、純烈を誘った時点で友達とか、そういうのは関係なく、親としてこの人たちをなんとか再生させる、さらに飛躍したもらうという覚悟で、純烈を組んだ。友井は友井でいま自分を見つめ直す。カウンセリングに行き、あらためて客観的に自分どういった人間なのか。事務所スタッフも再生できるようにサポートしている。