歌手八代亜紀(68)とANZEN漫才みやぞん(33)のデュエット曲「だいじょうぶ」(6日発売)の発売記念イベントが11日、神奈川・ラゾーナ川崎で行われた。同曲を2人で公の場で披露するのは初。歌い終えたみやぞんが「緊張しました~」と第一声をあげると、集まった家族連れらから歓声があがった。

八代はみやぞんの出演番組を録画して見るという大ファン。八代は過去にデュエット経験のある大物を例に、「みやぞんさんは心が(石原)裕次郎さん、(高倉)健さんと一緒なの、優しいの」と高評価。歌唱力も「みやぞんさんらしく明るく」とアドバイスしたら、1テークでOKだったという。八代がバレンタインプレゼントで、自筆の「だいじょうぶ」という文字が入った米マーティン社の特注ギターを贈り、みやぞんが即興で感謝の歌を歌う一幕もあった。

同曲は作詞が伊藤薫、作曲が高見沢俊彦のキャッチーなメロディー。この日披露された高見沢からの手紙には「みやぞん君が非常に良いスパイスになったと思います」とつづられた。紅白出場も期待され、みやぞんは「八代さんとだったら出られる気がする」と意欲を示した。