乳がん闘病中の元SKE48矢方美紀(26)が「絶望感と恐怖しかありませんでした」とがん発覚時の心境を明かすとともに、前向きな気持ちに切り替えることができた理由をつづった。

矢方は12日、ツイッターを更新。「私自身、病気になった前後はただただ“がん”という言葉に絶望感と恐怖しかありませんでした」と書き出し「でも今は違います。それは何故か? 一年前の自分は全くと言っていいほど病気、がんなどの知識はなかったからです。ただ漠然とがんに対して“死”というイメージしかなく、自分を絶望感に追い込みました。だけど、少しずついろいろなぜがんになるのか? を知ることでだんだん恐怖はなくなりました」と、心境の変化についてつづった。

現在も「もちろん恐怖がなくなったかと言われたら違います」という。それでも「人間は年を取っていきます。いまの状況が永遠に続くわけはない。ならば、今出来る・やれることを悔いなくやっていくと決めました。誰かに認められたいからとかそうじゃないとかではないです。私の人生だから、私は私しかいないから。そう思ってわたしは毎日います。いつなにがあってもいいように」と気持ちを切り替えた。

アニメファンを公言する矢方は、前向きな気持ちになることができた理由について「私が好きなアニメのキャラクターはどんなに辛い過去があっても希望を持ってる。たかがアニメかもしれないけど、わたしはアニメという存在に本当に助けられてます。片胸失っても、エドワード・エルリックが背負ってきたものに比べたら屁でもない!!!と そう思ったらいろいろポジティブな気持ちに切り替えられるようになりました」と説明。アニメ声優を目指しており、「わたしにとって病気と向き合ってる1つの理由はアニメ。だからこそ今やってることを全力で挑みます。笑われてもいいです。今までずっとバカにされることばかりだから。でもわたしはわたしです」との思いをつづった。